松ヤニの簡単な落とし方は？松ヤニの洗浄剤、洗浄方法を解説

手や服、床、車、庭木の剪定バサミについた松ヤニ（松脂）は、水洗いや普通の洗剤ではほとんど落とせません。 この記事では、そんな頑固な松ヤニによる汚れを簡単に落とす方法を解説します。

また記事の最後では、弊社、三協製薬の松ヤニ汚れに特化した洗浄剤「松やにクリーナー」をご紹介しております。

目次

松ヤニとは？ 　松ヤニとハンドボール 　頑固な松ヤニ汚れ

　松ヤニの簡単な落とし方

　　洗浄剤を手に使うときの注意点

　　松やにクリーナーの使い方

松ヤニとは？

松ヤニとは、マツ科マツ属の木から分泌される天然の炭化水素系樹脂のことです。主な成分はテレビン油とロジンです。

松ヤニは、常温だと黄色や琥珀色、褐色な透明で、半固体のような状態の樹脂のため手に取るとベタベタとまとわりつき、水や石けんでは落ちません。

松ヤニは強い粘着力と安価さから、滑り止めとしてハンドボールやバイオリンなど弦楽器の手入れなどで幅広く利用されています。

松ヤニとハンドボール

ハンドボールでは、滑り止めとして手に松ヤニを塗ります。

常に松ヤニが手に付いているため、ボールやコートの床面、ゴールポスト、ユニフォーム、水筒などありとあらゆる所に松ヤニが付着してしまいます。

スポーツメーカーが販売する専用の松ヤニのクリーナーもありますが、ハンドボール経験者の間では、落ちにくいことで有名です。

頑固な松ヤニ汚れ

松ヤニは滑り止めとして優れていますが、水や一般的な洗剤では落ちません。 松ヤニを含む炭化水素系樹脂は水や洗剤には溶けにくいため、落とすには炭化水素系の有機溶剤が適しています。

また、マツの枝を切った剪定バサミが松ヤニで汚れたり、マツの枝から滴り落ちた松ヤニで車が汚れたりすることもあります。

特に車に付いた松ヤニは放置すると、塗装の内部まで浸透し車体表面に凹凸ができたりひび割れを起こすことがあるため、速やかに除去する必要があります。

松ヤニの簡単な落とし方

「松ヤニ　落とし方」などのキーワードでWEB検索すると、消毒用アルコールや除光液、クレンジングオイル、スポーツメーカーの松ヤニ洗浄剤などがヒットします。

各洗浄剤と松ヤニの相性

洗浄剤等	相性
三協製薬「松やにクリーナー」	◯
水	✕
一般的な洗剤	✕
消毒用アルコール	△
除光液	△
クレンジングオイル	△
スポーツメーカーの松ヤニ洗浄剤	△

いずれも基本的には使い方は同じで、以下の通りです。

手についた場合は、

①　洗浄剤を適量手に取る

②　洗浄剤を揉み込む

③　水ですすぐ

④　通常の石けんで仕上げ洗いをする

ユニフォームの場合は、

①　別の布切れに洗浄剤を適量染み込ませる

②　布切れでユニフォームの汚れた箇所を軽く叩く

③　水ですすぎ、通常の洗濯をする

床や水筒、車のボディの場合は、

①　布に洗浄剤を適量染み込ませる

②　汚れを拭き取る

しかし、手が荒れたり、対象物の材質によっては傷みがでる恐れがある上、それらを使っても松ヤニはなかなか落ちません。

前述したように、松ヤニは炭化水素系の天然樹脂です。 これを落とすには、相性の良い炭化水素系の溶剤である弊社の「松やにクリーナー」が適しています。

洗浄剤を手に使うときの注意点

松やにの洗浄剤は、手に直接使用するものですので、安全・安心な「化粧品」として販売されているものを使うことが望ましいですが、スポーツメーカーが販売する松やにクリーナーには、化粧品ではなく雑貨として発売されているものがあります。

弊社の松やにクリーナーは、化粧品基準に適合していますので、安心してご利用いただけます。

松やにクリーナーの使い方

弊社の松やにクリーナーは、１本で手や物、ユニフォーム、床、車のボディなどあらゆるものの松ヤニ汚れを簡単に落とすことができます。

使い方は以下の通りです。

①　ポンプを１～２回押して、本剤を適量手に取ります。

②　手によく揉み込みます。

③　水でよくすすぎます。

④　通常の石けんで仕上げ洗いをします。

ユニフォームの場合は、

①　本剤を適量取り、揉み洗いする

②　水ですすぐ

③　通常の洗濯をする

水筒や床、車のボディなどの場合は、

①　布切れや雑巾などに本剤を適量取ります。

②　汚れを取ります

③　早く乾かしたい時は、アルコールなどで仕上げ拭きします。

松やにクリーナーは以下のリンクからお買い求めいただけます。

以下は製品紹介ページです。