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冬に静電気が起きる原因と、加湿器による静電気対策をわかりやすく解説

  • 執筆者の写真: 三協製薬株式会社
    三協製薬株式会社
  • 17 時間前
  • 読了時間: 5分
冬に静電気が起きる原因と、加湿器による静電気対策をわかりやすく解説

冬になると空気が乾燥し、静電気がよく発生します。金属製の取っ手やドアノブなどに触れたときに、静電気でバチッと痛みを感じたことがあるかと思います。その静電気の詳しいメカニズムと加湿器による静電気対策についてわかりやすく解説します。


目次



静電気とは?


静電気の正体と発生メカニズム

静電気とは、一般的に、ある物体が帯電して他の物体に接触したときに電荷(電気)が放電される現象のことを言います。


そもそも物質は、すべて原子でできており、その原子は正の電荷を持つ原子核と、負の電荷を持つ電子でできています。通常は、物体の電荷はバランスを保っていますが(※バランスを保つことを中性という)、摩擦や接触で電子が移動し、電荷が偏ると帯電状態になります。


帯電状態の物体が、帯電していない物体や逆の電荷を持つ物体にふれると電荷は一気に移動してバチッと放電します。これが、静電気の正体です。


静電気によるトラブル


静電気によるトラブル

静電気は、手が取っ手などに触れてバチっと痛みを感じること以外にも、さまざまなトラブルを引き起こします。


深刻な半導体破壊


静電気のトラブルで特に深刻なものが、半導体の破壊です。半導体は内部で微細な回路形成や配線をしているため、静電気によるわずかな電流でも、パターンや配線部分を溶断することがあります。


静電気の物理力によるトラブル


プラスチックの下敷きを衣服で擦って、人の頭に当てると髪の毛が逆立つことはよく知られています。このように静電気には、物を引き寄せる力(引力)や、反対に反発させる力(斥力)があります。これらの力が問題を引き起こします。


紙やフィルム、シート状のものを用いる業界では、それらを搬送するときに静電気により引力や斥力が働き、まっすぐ送れず、フィルムやシートが機械の端にぶつかり、折れて二重になったり、機械が動作不全を起こすことがあります。また、重ねたフィルムやシートを1枚ずつ、さばこうとしても、静電気でお互いに吸着しているために2枚送ってしまうことなども起こります。


また、電子機器の分野では、マイクロチップが微小であるため静電気によって、別の箇所に付着してしまったり、寝ているはずのものが立ってしまったりして、表面実装器などのピッキング動作を妨害することがあります。


その他、細かい発泡スチロールやホコリが衣服やテレビの画面に付着したり、ノコギリの刃に木くずがくっついたりすることも静電気によるものです。


ホコリや異物の付着


産業界では、静電気によるホコリや異物の付着が大きな問題となります。


自動車業界では、自動車の塗装ラインで、わずかなホコリが製品に付着すれば塗装不良や塗装のムラが起きます。また、液晶ディスプレイに用いる、さまざまなプラスチックフィルムやプラスチックシートへの異物付着による不良、エレクトロニクス業界の半導体へのホコリの付着など、あらゆる業界で問題となっています。


静電気火花による引火事故


セルフのガソリンスタンドを利用される方は、スタンドで静電気除去シートを見たことがあるかと思います。これは、静電気による火花でガソリンが引火してしまうことを防ぐものです。実際に、静電気火花でのガソリンスタンドの火災事故も起きています


ガソリンだけでなく、プロパンガスや水素など可燃性ガスや、金属やセラミック、小麦粉などの粉塵がある環境では、静電気火花が発生すると、それが着火源となり、火災事故や爆発事故(粉塵爆発)が起きることがあります。


冬によく静電気が起きる原因


冬によく静電気が起きる原因

冬季に静電気がよく起きる原因は、空気の乾燥です。


夏などの湿度が高い環境だと物体の表面に水分が付着します。物体に付着した水分は電気を通しやすいため、電荷が逃げて静電気は発生しません。


一方、冬場は空気が乾燥するため、物体の表面に水分が付着せず、電荷が逃げにくくなります。そうして帯電状態が維持され、静電気が発生しやすくなります。


夏であっても、クーラーを効かせた部屋では湿度が下がり乾燥し、静電気が発生することがあります


静電気対策をしなければ、上記のようなさまざまなトラブルにつながるおそれがあります。


加湿器による静電気対策


加湿器による静電気対策

静電気対策としては、界面活性剤スプレーを衣服などに吹きかける方法や、帯電しにくい服を着用する方法などがありますが、加湿器で空間全体を加湿することも大変有効です。


加湿は古くから知られる静電気除去方法で、工場全体に分布する静電気を除去するために広く用いられてきました。空気を加湿することで、物体の表面が湿気を帯び、導電性を持つことで、静電気が流出します


加湿器で適切な湿度を保ち、静電気対策をすることが大切です。


しかし、加湿器はタンク内に水が常に溜まっている状態のため、カビや緑膿菌、レジオネラ菌などの雑菌が繁殖しやすい環境です。カビや雑菌が繁殖した状態で使い続けると、加湿器肺というアレルギー性の肺炎になることもあるため注意が必要です。



タンク内で雑菌が繁殖しないようにするためには三協製薬の加湿器の除菌剤がおすすめです


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