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防已黄耆湯とは?ダイエット効果、購入・入手方法、成分などを解説

  • 執筆者の写真: 三協製薬株式会社
    三協製薬株式会社
  • 4 日前
  • 読了時間: 7分
防已黄耆湯のダイエット効果や副作用、購入方法などを解説する図

ダイエットに効果があるとして注目されている漢方薬、防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)

その効果や成分、購入・入手方法、相乗効果がある医薬品、副作用などをわかりやすく説明いたします。


目次

防已黄耆湯とは?  漢方薬とは?  防已黄耆湯に含まれる生薬   防已(ボウイ)   黄耆(オウギ)   蒼朮(ソウジュツ)   生姜(ショウキョウ)   大棗(タイソウ)   甘草(カンゾウ) 防已黄耆湯のダイエット効果 組み合わせるとより高いダイエット効果を得られるもの  GLP-1受容体作動薬(リベルサス)  SGLT2阻害薬(ルセフィ)  防風通聖散 防已黄耆湯が適している人 防已黄耆湯の副作用と注意点  副作用  注意点 防已黄耆湯の市販薬と処方薬の違い 防已黄耆湯のよくある質問 防已黄耆湯の入手方法  メドダイレクトでの防已黄耆湯を含む処方プランと料金 防已黄耆湯まとめ




防已黄耆湯とは?


防已黄耆湯とは、むくみや多汗症、肥満症に効く漢方薬です。 ツムラクラシエ小太郎漢方製薬本草製薬大杉製薬など各社が製造販売しています。


病院で処方する医療用医薬品だけでなく、ドラッグストアなどで購入できる市販薬もあります。


いずれも含まれる有効成分は同じですが、市販薬は医療用に比べ含まれる有効成分の量が少ないです。


防已黄耆湯の出典は、金匱要略(きんきようりゃく)です。名前の由来は、主薬の防已と黄耆からです。



漢方薬とは?


漢方薬とは?

漢方薬とは漢方医学で用いる薬です。

漢方医学は、中国を起源とする日本の伝統医学で、中国から直接または朝鮮半島経由で伝来し、日本で独自の発展を遂げました。


江戸時代中期にオランダ(阿蘭陀)から入ってきた医学を蘭方と呼んだため、従来の日本の医学を蘭方と区別して、漢方(中国・漢に由来)と呼ぶようになりました。


漢方薬は、生薬という自然界に存在する植物、動物や鉱物などの薬効となるものを、通常は複数組み合わせます



防已黄耆湯に含まれる生薬


防已黄耆湯は、防已、黄耆、蒼朮、生姜、大棗、甘草の生薬6種を含みます。


防已の画像

防已(ボウイ)


防已は、ツヅラフジ科オオツヅラフジのつる性の茎および根茎で、主要成分はシノメニンです。利尿作用と鎮痛作用があります。






黄耆の画像

黄耆(オウギ)


黄耆は、マメ科キバナオウギまたはナイモウオウギの根で、主要成分はイソフラボン(ホルモノネチン)、サポニン、(アストラガロシド)、多糖類などです。利尿作用と血圧降下作用があります。




蒼朮の画像

蒼朮(ソウジュツ)


蒼朮は、キク科ホソバオケラの根茎で、主要成分はアトラクチロジンです。利尿作用や健胃作用があります。






生姜(ショウキョウ)

生姜(ショウキョウ)


生姜は、ショウガ科ショウガの根茎、ときに周皮を除いたもので、主要成分はギンゲロールとショウガオールです。いわゆるショウガです。汗をかいてさまざまな症状を改善する発汗解表作用や、解毒作用があります。




大棗の画像

大棗(タイソウ)


大棗は、クロウメモドキ科ナツメの果実で、主要成分はダマラン系サポニンです。補気作用と鎮静作用があります。




甘草(カンゾウ)

甘草(カンゾウ)


マメ科ウラルカンゾウまたはスペインカンゾウの根およびストロンで、主要成分はグリチルリチン酸です。去痰、鎮咳作用があります。





防已黄耆湯のダイエット効果




防已黄耆湯の効果の図

防已黄耆湯は、過剰な水を排出してむくみを改善させる生薬と、胃腸を整えて水の代謝を正常にする生薬が配合されています。


余分な水の排出を促すことでむくみや水太りを改善し、ひざのはれを和らげます。また胃腸の働きを助けることで、肥満の予防と改善効果を発揮することで、ダイエットに寄与します


また、内臓脂肪を減らすという報告もあります。


効果が出るまでの期間は、体質によって異なります。 1ヶ月で効果が表れない場合は、医師に相談してください。




組み合わせるとより高いダイエット効果を得られるもの




防已黄耆湯の相乗効果の図

防已黄耆湯は、以下の医薬品(成分)と組み合わせるとより高いダイエット効果を得られます。各医薬品の詳細は、別記事で解説しております。




糖尿病治療薬。インスリンの分泌を促し、血糖値を下げ、食欲を抑えたり、満腹感を持続させたりする効果により体重減少が期待できます。




糖尿病治療薬。腎臓にある膜タンパク質SGLT2を阻害して、食事で摂取しすぎた糖を尿として排出します。




便秘を伴う肥満症に効く漢方薬。脂肪の分解と燃焼、食欲抑制、代謝促進、利尿作用、血行促進などの効果があります。




防已黄耆湯が適している人


漢方薬の効果は、体質によって個人差が大きいお薬です。そのため体質にあったものを選ぶ必要があります。


防已黄耆湯は、体力が中等度以下で、疲れやすく、汗をかきやすい方に向いています。


体力があり、お腹まわりの皮下脂肪が多く、便秘がちという体質の方には、防風通聖散がオススメです。



防已黄耆湯の副作用と注意点


防已黄耆湯の副作用と注意点は以下の通りです。



副作用


防已黄耆湯の副作用

重要な副作用としては、間質性肺炎や偽アルドステロン症、ミオパチー、肝機能障害、黄疸などが稀に表れることがあります。


またその他の副作用として発疹や発赤、かゆみなどが報告されています。


もし、上記の症状が表れたら服用をやめて医師・薬剤師に相談してください。



注意点


防已黄耆湯の注意点の図

体質や治療中の病気などによっては、防已黄耆湯を服用できない場合もあります。


特に妊娠中の方、授乳中の方、未成年、高齢者は、事前に医師・薬剤師に相談してください




防已黄耆湯の市販薬と処方薬の違い


防已黄耆湯にはドラッグストアなどで買える市販薬と、医療機関で処方してもらう医療用医薬品があります。大きな違いは成分量です。


市販薬は不特定多数の方が服用するため、安全性を優先し医療用のものの50~80%の成分量で作っています。


より効果を得たい方は、医療機関で医師の診察を受けて処方してもらう必要があります


成分量

効果

副作用

医療用の防已黄耆湯

高用量

強い

強い

市販薬の防已黄耆湯

医療用の5~8割

弱い

穏やか




防已黄耆湯のよくある質問


防已黄耆湯についてよくある質問とその回答を以下にまとめました。


防已黄耆湯と防風通聖散はどちらがダイエットに効果がありますか?

回答:体質によって使い分けます。防已黄耆湯は体力が中等度以下で、色白、疲れやすく汗かきの人に適しており、防風通聖散は、体力がある人に適しています。

防已黄耆湯の副作用はなんですか

防已黄耆湯の市販薬と処方薬の違いはなんですか?

ダイエット効果が出るまでにはどのくらいの時間がかかりますか?




防已黄耆湯の入手方法


医療用医薬品の防已黄耆湯は、市販薬よりも多くの有効成分を摂取でき、より効果を期待できますが、購入には原則、医師の診察を受け処方してもらわなければなりません。


しかし、忙しくて病院に行く時間がない方も多いことと思います。そんな方にオススメするのが、三協製薬のMedDirect(メドダイレクト)です


予約から診察、処方、お届けまで全てオンラインで完結し、時間や場所を気にせず、いつでもどこでも気軽に購入することができます。


さらに、防已黄耆湯だけでなく、上記のルセフィなど相乗効果を期待できる医薬品とセットで購入できるため大変オススメです。



オンライン診療・処方サービス Med Direct(メドダイレクト)

※美容目的の処方のため保険適用外の自由診療となりますが、MedDirect(メドダイレクト)は初診料、再診料、処方料が無料で、お薬代と送料のみのご負担でリーズナブルにご利用いただけます。



メドダイレクトでの防已黄耆湯を含む処方プランと料金


メドダイレクトでは、防已黄耆湯を含む処方プランを5つご用意しております。


プラン名

むくみ改善[下半身]※漢方

GLP-1食欲抑制+むくみ改善

GLP-1食欲抑制+むくみ改善プレミアム

脂肪燃焼+むくみ改善※漢方

糖質カットむくみ改善

処方内容

防已黄耆湯2.5

GLP-1リベルサス3mg、防已黄耆湯2.5

GLP-1リベルサス7mg、防已黄耆湯2.5

防風通聖散2.5g、防已黄耆湯2.5

SGLT2ルセフィ2.5mg、防已黄耆湯2.5

初回料金(30日)

9,056円

18,138円

30,246円

17,829円

17,585円

2回目以降料金(30日)

6,346円

15,428円

27,535円

15,119円

14,875円



防已黄耆湯まとめ


・防已黄耆湯は、むくみや多汗症、肥満症に効く漢方薬

・過剰な水を排出し、むくみを改善。胃腸を整える作用もある

・GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬、防風通聖散などと組み合わせるとさらなる効果を発揮

・体力が中等度以下で疲れやすく、汗をかきやすい人に向いている

・市販薬よりも処方薬の方が配合成分が多く、効き目も高い

・ダイエット目的で処方を受ける場合は、保険診療ではなく自由診療になる

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