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執筆者の写真三協製薬株式会社

フィナステリドとは?AGA治療効果、購入・入手方法、副作用などを解説

更新日:9 時間前


フィナステリドとは?成分や効果、副作用、購入方法などを解説

AGA(男性型脱毛症)に効果があるとされるフィナステリド。

その詳しい成分や効果、副作用、保険適用かどうか、購入方法などをわかりやすく解説します。



目次


  副作用

  注意点

 



フィナステリドとは?


フィナステリドとは、男性型脱毛症(以下AGA)の治療薬です。

アメリカの製薬メーカーであるメルク(日本法人:MSD)が前立腺肥大症と前立腺がんの治療薬として開発しました。


フィナステリドに抜け毛を防ぐ効果が認められたことから、メルク社がAGA治療薬として、「プロペシア」という名称で発売しました。世界中でAGA治療薬として使われています。


日本では先発薬のプロペシアのほか、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を沢井製薬など各社が製造販売しています。


※日本では前立腺肥大症や前立腺がんの治療薬としては承認されていません。



AGAとは?

AGAの仕組み わかりやすく図解

AGAとは、男性ホルモンのテストステロンが、人間の体内にある酵素の5αリダクターゼと結びつき、悪玉男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)になることで発症します。


ジヒドロテストステロンが、髪の毛の根本の毛乳頭の中にある男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)と結びつくと、髪の毛を生成する毛母細胞の活動を阻害し、ヘアサイクルにおける成長期が短くなります。


そうなると髪の毛が成長せず、細くやわらかい毛ばかりになり、抜けていくことで薄毛が進行します。



男性ホルモンのテストステロンAGAの関係


男性ホルモンのテストステロンそのものがAGAの原因となることはありません。

テストステロンが多いと薄毛が進行するのではなく、あくまでテストステロンと5αリダクターゼが結びついてできるジヒドロテストステロンが毛根を攻撃することがAGAの原因です。


テストステロンは、筋肉や骨格の形成、心身の健康維持に関わる無くてはならない重要なホルモンです。


フィナステリドの効果


フィナステリドの効果 わかりやすく図解


フィナステリドは、還元酵素の5αリダクターゼの働きを抑え、テストステロンとの結合を防ぐことで、ジヒドロテストステロンの生成を阻害し、薄毛の進行を防ぎます


ただフィナステリドは即効性のある薬ではありません。効果が出始めるまで3カ月~半年かかるとされているため、毎日継続して服用する必要があります。



フィナステリドは組み合わせ次第で相乗効果が期待できる


フィナステリドは、以下の他の医薬品(成分)と組み合わせることで、さらなるAGA治療効果が期待できます。


ここでは概要を記載しますので、各医薬品の詳細は別記事を参照して下さい。




ミノキシジルは、毛細血管を広げ血流を改善し、髪の毛の成長を促す毛乳頭細胞に影響を与えヘアサイクルを延長させます。

また毛乳頭細胞で作られる発毛因子の生産を促進したり、毛乳頭細胞そのもの増やしたりする作用によってAGAを改善します。



フィナステリドの副作用や注意点


フィナステリドの副作用や注意点

副作用


フィナステリドの副作用としては、勃起不全や性欲の減退、精液量の減少などの男性機能の低下、肝臓機能の低下による食欲不振や吐き気などが報告されています。

服用後、体に異変を感じたら医師薬剤師に相談してください。


また服用初期には脱毛が起こりやすいですが、これはフィナステリドの作用でヘアサイクルが通常に戻るためです。薬が効いている証のため、服用を続けても問題ありません。



注意点


フィナステリドを服用できるのは、成人男性のみです。女性や未成年は使用できません


弊社のオンライン診療サービスMedDirect(メドダイレクト)では、女性の壮年性脱毛症(FAGA)の治療薬として、ミノキシジルタブレットを処方しています。



海外から個人でフィナステリドを輸入することは、成分に問題があるものもあり、健康悪影響が出る可能性あるため避けましょう。国内の医療機関で処方してもらいましょう


フィナステリドは、肝臓で代謝されるため肝臓に負担をかけます。肝臓機能に障害ある方は事前に医師に相談してください。




フィナステリドの先発薬と後発薬


フィナステリドは先発薬のプロペシアをMSDが製造販売しているほか、後発医薬品を大興製薬沢井製薬東和薬品シオノケミカル辰巳化学富士化学工業リョートーファインヴィアトリス・ヘルスケア日医工岐阜工場が製造販売しています。

いずれも有効成分はフィナステリドのため、効果に違いはありません。



保険適用かどうか


AGAは健康に影響をあたえる病気とは見なされないため、フィナステリドの処方を含めAGA治療は保険適用外の自由診療となります。




フィナステリドとデュタステリドの違い


フィナステリドとデュタステリドの違い

フィナステリドと同様に5αリダクターゼに作用してジヒドロテストステロンの生成を抑え、薄毛を治すAGA治療薬にデュタステリドがあります。


そもそも5αリダクターゼには1型と2型があり、フィナステリドは2型にのみ作用します。

5αリダクターゼ1型を原因とするAGAにはフィナステリドは効果がありません。


一方でデュタステリドは、1型と2型の両方に作用し、ジヒドロテストステロンを生成を抑えます。


発毛効果で比較すると、デュタステリドはフィナステリドの1・6倍とされており、効果の半減期は、フィナステリドが6~8時間に対し、デュタステリドは3~5週間となっています。


デュタステリドは、フィナステリドよりも効果が高い医薬品ですが、その分男性機能や肝臓機能の低下といった副作用のリスクが高いとされています。


医薬品名

作用

半減期

効果

副作用

デュタステリド

5αリダクターゼ1型と2型

3~5週間

1..6

強い

フィナステリド

5αリダクターゼ2型のみ

6~8時間

1

穏やか




フィナステリドのよくある質問


フィナステリドについてよくある質問とその回答を以下にまとめました。



フィナステリドは服用開始からどのくらいで効果が出ますか

回答:早ければ3か月で効果を感じる方もいらっしゃいますが、原則としては半年以上継続して服用することで、少しずつ効果が実感できるようになります。途中でやめると脱毛が進行する状態へ戻るため、自己判断で服用を中止しないようにしましょう。

先発薬のプロペシア錠とジェネリック医薬品で効果に違いはありますか?

フィナステリドは、白髪に効果はありますか?

フィナステリドの服用をやめるとどうなりますか?

フィナステリドを海外から個人輸入しようと思うのですがおすすめはありますか?



フィナステリドの入手方法


フィナステリドは、AGA治療効果高い医薬品ですが、市販薬はなく、購入するには医師の診察を受けて処方箋を受ける必要がある処方箋医薬品です。


しかし、仕事忙しく、病院に行き薬局でフィナステリドを買う時間が確保できない方も多いと思います。そんな方にオススメなのが、弊社のMedDirect(メドダイレクト)です。


メドダイレクトでは、フィナステリドを、予約から診察、処方、お届けまで全てオンラインで、時間や場所を気にせず、いつでもどこでも気軽に購入することができます。


さらに、フィナステリドだけでなく、上記のミノキシジルタブレットなど相乗効果を期待できる医薬品とセットで購入できるため大変オススメです。



オンライン診療・処方サービス Med Direct(メドダイレクト)

※美容目的の処方のため保険適用外の自由診療となりますが、MedDirect(メドダイレクト)は初診料、再診料、処方料が無料で、お薬代と送料のみのご負担でリーズナブルにご利用いただけます。



メドダイレクトでのフィナステリドを含む処方プランと料金


メドダイレクトでは、フィナステリドを含む処方プランを「AGAプラン抜毛対策」と「AGAプラン抜毛対策・発毛促進」の2つをご用意しております。詳細は以下の通りです。


プラン名

AGAプラン抜毛対策

AGAプラン抜毛対策・発毛促進

処方内容

フィナステリド1mg

フィナステリド1mg、ミノキシジルタブレット2.5mg

初回料金(30日分)

4,220円

5,150円

2回目以降(30日分)

2,920円

3,850円

他にもさまざまなプランをご用意しております。詳細は、MedDirect(メドダイレクト)取り扱い医薬品をご覧ください。




フィナステリドのまとめ


・フィナステリドはAGA治療薬


・フィナステリドは、AGAの原因となるジヒドロテストステロンの生成を阻害


・効果がでるまで3~6ヶ月かかり、毎日服用し続ける必要がある


・ミノキシジルタブレットと併用するとより高い効果が期待できる


・男性機能の低下、食欲不振、吐き気などの副作用が出ることがある


・フィナステリドは成人男性のみ服用できる


・フィナステリドは全額自己負担の自由診療


・フィナステリドは、同じくジヒドロテストステロンの生成を阻害するデュタステリドより効き目、副作用が穏やか

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