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【製薬会社監修】マンジャロとは?購入方法や効果、使い方、副作用などをわかりやすく解説

  • 執筆者の写真: 三協製薬株式会社
    三協製薬株式会社
  • 11月17日
  • 読了時間: 5分

マンジャロについて、詳しい成分やダイエット効果、正しい使い方、副作用などの注意点をわかり易く解説します

ダイエット効果が高いとして最近注目を集めている医薬品のマンジャロについて、その効果や使い方、副作用などをわかりやすく解説します。


目次


マンジャロとは?



マンジャロは、チルゼパチドを有効成分とする2型糖尿病の治療薬。 ダイエット効果が高いとして注目されている。

マンジャロとは、アメリカの製薬会社のイーライリリーの商標で、GLP-1とGIPの2種類のホルモン受容体に作用するチルゼパチドを有効成分とする世界初の医療用医薬品です。2型糖尿病治療薬として、アメリカでは2022年に、日本では23年に承認されました比較的新しい本来は糖尿病治療薬ですが、ダイエット効果にも注目されています


マンジャロは、有効成分チルゼパチドの量により、2.5mg、5mg、7.5mg、10mg、12.5mg、15mgの6種類があります。いずれも週に1回、自分で注射するお薬です。



糖尿病とは?


糖尿病のメカニズムを解説する図

糖尿病とは、血液中のブドウ糖を細胞に取り込むインスリンが分泌されにくかったり、分泌されてもうまく働かなかったりして、血液中の糖分の量(血糖値)が増えてしまう病気です。


血糖値が高い状態が続くと、血管が傷つき、将来的に失明や心臓病、足の切断などにつながります糖尿病は、膵臓からインスリンが出なくなる1型糖尿病と、インスリンが出にくくなったり、インスリンが効きにくくなる(インスリン抵抗性)ことで発症する2型糖尿病の2つに分けられます。


2型糖尿病の発症は遺伝的な影響に加え、食べ過ぎや運動不足、肥満などの生活習慣も影響しているとされています。


マンジャロは、この2型糖尿病の治療に使います。



GIP、GLP-1とは?


GIPGLP-1はいずれも、小腸から分泌されるホルモンです。食べ物を食べると小腸の細胞から分泌され、インスリンの分泌を促進し、血糖値を下げる効果があります。


さらに、GIPとGLP-1には、満腹中枢に働きかけて食欲を抑える作用胃の動きを抑えて満腹感を高める作用も認められています。



マンジャロの効果・作用



マンジャロは満腹中枢に作用したり、胃の働きを抑えたり、血糖値を下げる効果があり、ダイエットに効果的である

マンジャロの有効成分であるチルゼパチドは、GIPをベースにしており、GIPの受容体だけでなくGLP-1の受容体にも結合するように作られているため、GIPとGLP-1と同様に以下のような働きをします。


  • 血糖値を下げる

  • 満腹中枢に働きかけて食欲を抑える

  • 胃の動きを抑えて、満腹感を高める


これらの作用により、高いダイエット効果が期待できます。


マンジャロの副作用

マンジャロには、低血糖や急性膵炎などの副作用のおそれがあります

マンジャロの副作用としては、低血糖(脱力感、高度の空腹感、冷や汗、顔面蒼白、動悸、頭痛、めまい、意識消失)、急性膵炎、胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸、アナフィラキシー、血管性浮腫、イレウスなどが報告されています。このような症状が表れた場合は、直ちに使用を中止して医師や薬剤師に相談してください。


マンジャロを使用できない方

妊婦や胃腸障害がある方などはマンジャロを使えない

マンジャロは、妊婦や妊娠する可能性がある方、授乳婦、重症胃不全麻痺などの重度の胃腸障害がある方、膵炎の既往歴がある方、低血糖を起こす恐れがある方、増殖糖尿病網膜症、糖尿病黄斑浮腫、急性期治療を要する非増殖糖尿病網膜症を合併する方またはこれらの既往歴のある方、腹部手術の既往またはイレウス既往がある方、子どもは使えません。



マンジャロの入手方法


マンジャロは医療用医薬品のため、購入には、医療機関の診察と医師の処方箋が必要です。


マンジャロは高いダイエット効果を持つ画期的な薬として注目を集めており、痩せ薬としての処方が急増しています。このため本当に必要な糖尿病患者に行き渡らない可能性があり、供給に不安があります。そのため、リベルサスでの代替がおすすめです。



マンジャロとリベルサスとの違い

マンジャロよりもリベルサスの方が負担が少ない

リベルサスも糖尿病治療薬であり、ダイエット効果が高い医療用医薬品で、GLP-1受容体作動薬です。


マンジャロとリベルサスの違いは大別して2つあります。1つ目は、マンジャロがGIPとGLP-1の両方の受容体に作用するのに対して、リベルサスはGLP-1の受容体にしか作用しないという点です。マンジャロは両方に作用するため、よりダイエット効果が高いと言えます。ただし、リベルサスでも十分高いダイエット効果が期待できます。


2つ目の違いは、リベルサスが飲み薬のため続けやすいのに対して、マンジャロは注射剤のため負担が大きいという点です。


自分で注射しなくてはいけないマンジャロよりも、負担が軽い飲み薬のリベルサスがおすすめです。


リベルサスについては、別記事「リベルサス(GLP-1受容体作動薬)とは?ダイエット効果や購入・入手方法、副作用、注意点を解説します」で詳しく説明しておりますので併せてお読みください。




リベルサスの入手方法


リベルサスは、医療用医薬品です。医療機関で診察を受け、医師から処方箋をもらわないと購入できません。

また、リベルサスの有効成分セマグルチドを含むジェネリック医薬品も、市販薬もありません


しかし忙しく、病院に行き薬局でリベルサスを買う時間が確保できない方も多いと思います。

そんな方にオススメなのが、弊社のMedDirect(メドダイレクト)です。


予約から診察、処方、お届けまで全てオンラインで完結し、時間や場所を気にせず、いつでもどこでも気軽に購入することができます。


さらに、リベルサスだけでなく、ダイエットに効果があるメトホルミンルセフィ防已黄耆湯防風通聖散五苓散などもご購入いただけます。



オンライン診療・処方サービス Med Direct(メドダイレクト)

※美容目的の処方のため保険適用外の自由診療となりますが、MedDirect(メドダイレクト)は初診料、再診料、処方料が無料で、お薬代と送料のみのご負担でリーズナブルにご利用いただけます。



マンジャロのまとめ


  • GLP-1とGIPの2種類のホルモン受容体に作用するチルゼパチドが有効成分

  • 自己注射製剤

  • 本来は2型糖尿病治療薬だが、ダイエット効果が注目されている

  • 血糖値を下げる

  • 満腹中枢に働きかけて食欲を抑える

  • 胃の動きを抑えて満腹感を高める

  • 低血糖や急性膵炎などの副作用の恐れがある

  • 妊娠の可能性がある方や授乳婦、胃腸障害などの方は使用できない



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